30年代のハリウッドを舞台にした
映画マニアなら
思わずニヤニヤしてしまう映画
今年公開の映画の中では
上位にくるほど好きだ
撮影監督は
もはやレジェンド
現役のキャメラマンでは
最高峰に立つ人
ヴィットリオストラーロ
ウディアレン&ストラーロ
初顔合わせ
ウディも
この人と一度は一緒に仕事をしてみたかったんだね
アレンの画ではないんだよね
やはりストラーロなんだよね
たぶんストラーロに「お任せ」だったんじゃないかな
ストラーロ自身にとっても
初のデジタル撮影
しかし
1930年代が舞台でストラーロなら
フィルムで撮って欲しかった、、、
まるでマジックアワーのような陽が差す画作りして
セピアを表現しているような感覚だけど
正直成功しているかなぁ
デジタルっぽさがあるなんだよね
やはりフィルムの方が正解ではないか
すこし疑問だ
クリステンスチュワート
今ノリノリで売れているね
これも
ウディが使ってみたかんだろうね
物語は
親戚を頼ってハリウッドにやってきた青年がヴェロニカという女性に恋をするが、ヴェロニカは彼の叔父の愛人だった、恋に破れNYに帰り又別の新しいヴェロニカと恋に落ち幸せな結婚を掴むが、そんなときに過去のヴェロニカが彼の前に現れる、、、
ふたりのヴェロニカ
ハリウッドの30年代でヴェロニカといえば
ヴェロニカレイクをイメージするね
<サリヴァンの旅>でヴェロニカレイクの相手役だった
ジョエルマクリーの名前が劇中に出てくる
ゴージャスだけど退屈なハリウッドと
エキサイティングなNYの対比
やはりウディ
ハリウッドを否定して
NYに愛を込める
ウディのニューヨーク愛
巷では
<ララランド>との比較も言われているが
こちらの方が好きという人たちも多いかもしれない
ボクもその一人
「迷い」「未練」「失望」
「煮え切らない男」
「完全なる正解はない」
たびたびアレンの映画で描かれる
そんないつもの、しかし愛しい、そんな作品、、、
4☺