たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/シンゴジラ


監督の強い意志が表われている映画
貫かれた芯のある映画

そのような映画に
素晴らしい作品が多い

シンゴジラ

まさしく
そのような映画であった

イメージ 1

日本の決められない政治
段取り主義
根回し主義
書類主義
会議主義
米国の言いなり主義

ふだんイライラする
この日本の政治、行政のバカらしさ

イメージ 2

ゴジラ1度目の上陸後
竹之内豊がいう
「我々は精一杯やったではないか」

ぷっ

ゴジラ上陸の2時間の間
政府は会議をしていただけではないか、、、


庵野監督については
詳しく知らないが
素晴らしい映画を作り上げた
なかなか素晴らしい監督だ

CGも良い
ただし
クオリティを落とさないため(=ボロが出ないように)
ゴジラの動きは極力抑えるよう
知恵を使っている

劇中
徹底して
日本の政治行政に対して皮肉る
何度も笑った

スゴイ映画だ

ただし
子供はグズルし
特撮、アクション目当ての観客は
必ず居睡りすることになり
あとで「駄作」と酷評するに至るだろう

PS-1
本日
東京知事選

政府が避難すると
その指揮権は都知事が摂るそうだ

強い責任感とリーダーシップを発揮し
都民をゴジラから守ることができる知事を選びたい

PS-2
ところで
どういう意味だろ?

「新」とか「神」とか「真」とか
言われているけど

ボクが思うのは
「深」

PS-3
語弊があるかもしれないが
雰囲気が
<日本のいちばん長い日>に
似ていると感じる
 
決められない政府の面々と決断
それに至る経緯

少なくとも
どちらも
しっかりと丁寧に
時の政府を描いている

PS-4
初代ゴジラ
日本に最初に上陸する場所は
品川の八ツ山橋ですね

そこに
ゴジラのモニュメントを建てようという
この近辺の人たちの計画があります

今回ゴジラ
羽田沖から蒲田を進んで
品川に入ります
そして
ゴジラとにらみ合いになり
自衛隊が攻撃を思いとどまる場所
そこが八ツ山橋です

ここが
まさしく
ゴジラのモニュメントを建てようとしている
八ツ山のポイントで
そこで
ゴジラが仁王立ちになっているのです

モニュメントが建つ場所に
さきがけて立つゴジラ
意図的で面白い

PS-5
品川区民にはたまらない
随所に品川の場所が映し出されます

ボクの隣のビルが
大きく映っていたのには
ビックリした

イメージ 3
                 品川神社

イメージ 4
                 八ツ山橋