欧米の映画を見ていると
たびたび宗教的な
とくにキリスト教の
とくにカトリックに関することに直面する、、、
日本人は
宗教的となると急に萎縮し敬遠し
理解を放棄しがちだ、、、
自分も好んでみるわけではないし
詳しく理解しているわけではないが
つぎのことを押さえて映画を観ている
「神学」と「哲学」は神を考えるうえで対をなす、、、
「哲学」は
疑問であり、理解であり、思想である
「なぜ?」の上に成り立つ、、、
「神学」は
信仰であり、理解しようとせずに、ただ祈りを捧げる
神の摂理により従うのみ
思想を伴いない理性で、何も望まない
そこのみにて「神の光」がある、、、
しかし
望もうとすると神の力は及ばない
ときに無慈悲とも考えてはならない
哲学で理解をしようとすると神の光は得られない
それは「自然の光」「冬の光」、、、
人間は疑問をもち、欲を持つが
それでは神とは対峙することはできない、、、
ほとんどのキリスト教に触れた映画は
この「神学」と「哲学」との葛藤の上に描かれることが多い
ベルインマンの<冬の光>であり
<第七の封印>はそのことを語っている、、、
「迷わず、疑問を持たず、ただひたすら祈りなさい、そうすれば、、、」ってことだね
まさしく宗教の宗教がうえのキャッチーなメソッド