たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/奇跡の海

映画製作における
ミニマリスト」とも呼ばれ
制限を徹底的に課す
ドグマ95」主義の提唱者の主要人物で

胸糞悪い
後味悪い映画を撮らせたら
天下一品の
変態的な監督
ラースフォントリアーの

イメージ 1

例によって
なんとも心が落ち着かない状態で
鑑賞を強いる

問いかけ
無垢な精神
無償の愛の運命への歩み
恐ろしい純愛
愚かで哀しい純愛
献身

ベルインマンやドライヤーに
影響を受けた作風

<処女の泉>のようでもあり

ラストは
どこか
<湯を沸かすほどの熱い愛>にも似る

16mmで撮って
35mmへブローアップしたのか
ときどき少し粒子が荒い映像は
悲しく苦しい物語に相応しい画風となっている

たとえ苦しくとも
観るべき映画

ストーリー
仕事上の事故により一命を取り留めたものの、下半身不随になった男。その妻ベスは自分の祈りのせいで彼に災いが降りかかったのだと自分を責める。そんなベスに病室の夫ヤンはSEXのできない自分の代わりに誰かセックスをする相手を見つけてほしい、そしてぜひその様子を詳しく聞かせてほしいという。そうすることで彼は間接的にベスと愛し合うことができるというのである。教会で一人祈る彼女に、神の証拠を見せろという。ベスは彼のために男達とおずおず関係を持ち始めヤンにその話をする。ヤンが危篤になるとベスは見知らぬ男と関係し、そのたびヤンは助かった。ベスは、明らかに神の力が働いていると信じるが、次第に行動があからさまになり服装も派手になってきた。母も村人も教会の長老も娼婦となったベスを見放し忌み嫌った。
Wikiより転載)