Play Misty For Me
イーストウッドの処女作
こわいこわい映画
しかし
処女作で
これほど出来るとは
さすが只者ではない
♪
ロバータフラックの名曲
<The First Time Ever I saw Your Face>は
邦題<愛は面影の中に>
この映画の3年前に発表されたが
これに使われたのをきっかけで
ヒットしたというのは有名なエピソード
まさに
Rフラックを見出した
恩人といえるわけだ
しかし
この曲の映画での使われる方
いかにも70年代風
ずいぶん前に観たので
観返してみないといけないが
映画の進行上
違和感があったと記憶している
ま
それもまた70年代風で面白く
一曲の間に
ふたりの関係性をセリフなしで
音楽と映像だけで表してしまうおうという
それは70年代によく使われた手法で
悪くもない
しかし
処女作でこれほどの力量を見せながら
監督としては
なかなか評価されず
苦汁を呑まされる続け
埋もれがちだったイーストウッドの
監督としての出発(たびだち)の記念碑的作品だ