スピルバーグの劇場用映画初監督作で
スピルバーグ作品唯一のニューシネマ
続・激突!カージャックでも
印象的な食べ物のシーンがある
警官を人質にし
パトカーの車列に追われながら
腹を空かした主人公たちが
ドライブスルーに寄り
(ドライブスルーも憧れのアメリカの象徴の一つだった)
フライドチキンをゲットする
フライドチキンを頬張りながら
チキンの骨を使った運試しを試みる主人公
願いが、叶うか/叶わぬか
ここらへんが
いかにも映画らしいエピソードで
うまくそのシーンを挿入してみせたスピは
長編一作目にして
すでに新人とは思えぬ技量だ
フライドチキンの骨は
その後のバッドエンドを暗示する
スピルバーグ作品とは思えない思いきりB級テイストのいかにもニューシネマなポスター
しかもこの頃は何でも「明日に向ってホニャララ」のコピーだな