たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/赤い殺意

ひさしぶりに
25年ぶりくらいに
早稲田松竹に行った

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赤い殺意
やっとこさ観るために行った

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しかも
ひさひさのフィルム上映

やはり
名画座には映写機が似合う

近年
今村昌平監督作品では
もっとも評価の高い本作

今村といえば
人間の性(さが)と性(せい)を
人間の本性(ほんしょう)と共に
生々しく映し出す

そして
お約束の生き物(虫だったり)を対象とするショット
それらはいつものとおり

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すごくイイ画がいっぱい

*ちんちん電車(路面電車)を降りる春川ますみ、雪が舞い散る町
*駅ホームでの移動撮影
*ストリップ小屋の屋根の上のシーン(フランス映画のようだ!)
*トンネルの中のシーン(フリッツラングのようだ!)
*主人公二人が山の中を彷徨うシーンの長玉でのブレブレショット
(青春の蹉跌を思い出す、キャメラが同じ姫田真佐久氏)

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春川ますみのキャラがイイ
不幸を思い切り背負って
独り言で愚痴るが
なんとも切迫感がない吐きだし方
そして、必死にこれ以上の不幸を防ごうとする姿

それでも
春川ますみというと
どうしても<田園に死す>の空気女を思い出してしまう、、、 フフフフ

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赤い殺意、よかった~

5☺