高校入学以降
本格的に映画を観倒し
たった2年ちょっとのうちに
良い映画／良くない映画の
見分けもつくようになり
ネット社会の恩恵で
短期間で映画の知識も蓄えた
そんな息子に今のところの
10本を問うと
赤い殺意（今村昌平）
赤い天使（増村保造）
赤線地帯（溝口健二）
赤い河（ﾊﾜｰﾄﾞﾎｰｸｽ）
甘い生活（ﾌｪﾃﾞﾘｺﾌｪﾘｰﾆ）
雨に唄えば（ｽﾀﾝﾘｰﾄﾞｰﾈﾝ）
明日に向かって撃て！（ｼﾞｮｰｼﾞRﾋﾙ）
アパートの鍵貸します（ﾋﾞﾘｰﾜｲﾙﾀﾞｰ）
暗黒街の弾痕（ﾌﾘｯﾂﾗﾝｸﾞ）
穴（ｼﾞｬｯｸﾍﾞｯｹﾙ）
冗談だろ？
ぜんぶ「あ」じゃん！
しかも「赤」が多い
息子はニヤニヤしながら
最後の3本を入れ替えるなら
フォルスタッフ（ｵｰｿﾝｳｴﾙｽﾞ）
処女の泉（ｲﾝｸﾞﾏｰﾙﾍﾞﾙｲﾝﾏﾝ）
サンセット大通り（ﾋﾞﾘｰﾜｲﾙﾀﾞｰ）
だと言う
いずれにしろ
「あ」が多いことには変わりない
なかなかいい10本だが
今時の高校生の選ぶ10本ではない
息子は
AKBなどの現在のアイドルに関しては
まったく知識なく
彼のアイドルは
京マチ子であり
若尾文子である
それは
校内でも有名だそうだが
当然と言えば当然だ
