どんな事でも「最初」が肝心
演芸の世界の業界用語では「ツカミ」というそう
で
ダチョウ倶楽部が使い
日本人なら誰でも知るところだ、、、
とりわけ
映画に関して「ツカミ」は非常に重要だ
これから先
2時間から3時間
観客をスクリーンに釘付けにしなくてはいけないのだから当然のことだ
※実際のファーストカットではありません
名作<死刑台のエレベーター>では
ファーストカットで
いきなり女性の唇のクローズアップが映し出される
カメラが引いて
それがジャンヌモローだと判る、、、
マイルスデイビスの気怠いトランペットと
ジャンヌモローの不安な心理が全編を覆う
そんな映画の始まりに相応しいファーストシーンだ、、、
高校生のとき観た
名画座で
その頃はまだ「アンニュイ」という言葉を知らなかった
が
なんとも知れない気持ちになった
あの雰囲気が
「アンニィ」だったのかも知れない、、、、
この映画には語りたいことが沢山ある
が
それは又次の機会に
とりあえず、ツカミはOK、、、?