一方で、
評価は
時代と共に変化する
時代の空気、価値観、人々の嗜好
映画を語る人たちが変われば
おのずと評価も変わる、、、
たとえばヒッチコック
30年前のその頃のヒッチコックなら
代表作といえば<鳥><サイコ><見知らぬ乗客>だった
最近はどうだろう?
ヒッチコック作品として評価が高いのは
<めまい><裏窓><北北西に進路を取れ>ではないだろうか
<北北西に進路を取れ>は
現在に受け継がれる
一連のジェットコースタームービーの元祖的な作品として
現在までのアクション映画に大きな影響を与えた
まんま、リンチだなぁ、、、ブツブツブツ
<めまい>は
最近ではちょくちょく
映画史上のベスト10に選ばれることもある
もともと
あまり好きでも無かった作品だが
何十年ぶりかに<めまい>を再見し
『そんなに良い作品だっけ?』との思いで見てみたのだ
が
気づいた
これは、デビッドリンチだ!
昔はリンチも評価されず
とういうか
大昔はいなかったので
のちのリンチという監督の登場により
影響を受けたであろう
過去の作品の評価が上がるという例だ、、、
同じように
ジョンフォードなら
今では
フォードいえば<捜索者>となる
私も
昔は<怒りの葡萄>が一番好きだったが
今では<静かなる男>が好きだ、、、
映画の評価は、時代とともに変わる