この監督は苦手なのだ、<女王様のお気に入り>では終始魚眼レンズのような超広角レンズを動きのあるシーンでさえも使用し、映画史に爪跡を残したいが為に、もしくはただ単に「死ぬまでに観たい映画1001本」にでも選ばれたいが為にまったく意味がないことをやる、ハッタリ屋のあざとさを感じた、、、今回も広角レンズを丸で自分の専売特許だとばかりに多用しているが、主人公の視点のショットで使うのであれば映画的な効果を生んだかもしれないが使いどころを誤っている感じで惜しい、、、とは言っても、小説「アルジャーノンに花束を」にインアスパイアされたようなこの物語は、神の過ちにより創造された人間どもの愚かさと哀れさを浮き彫りにして(神の罪と痛み)ヨルゴスのキャリアピークといえるほど魅力的な作品に仕上がっているのは、エマストーンの体を張った熱演のお陰だけとは言えない、、、
クレジットが目茶苦茶美しくカッコイイ、、、そしてセットが素晴らしい、おそらくオスカーにノミネートされていると思うが美術賞は有力だろう、、、
本作で確定的に分かったのは、ヨルゴスは「監禁フェチ」「閉じ込めフェチ」だということ、、、あ、あと、ペロペロ舐めるの好きだよねえ、映画って確実に監督の性癖が反映されてしまうんだよねえ、、、
4点、、、エロ、グロ、エロ、グロ、エロ、エロ、エッグタルト(パステルデナタ)、エッグタルト、青、青、青、、、、