あまり好きではない監督だが、ヨルゴスが世に出た作品だから取りあえず観てみた、、、不思議な世界観、これが彼の武器であり魅力なのだろう、、、この作品でも、子供たち(ティーンエイジャーな息子*1、娘*2)を家の敷地内から出さずに、外の情報を与えず、父親の価値観を強制し、この一家の中でのルールや掟に縛られるも子供たちはささやかな抵抗を楽しんでいる、、、敷地内には空があり、海(プール)があり、陸(庭)がある、塀に囲まれ外の様子は見えないが、たしかな一つの世界がある、まるで大昔、地球がまだ丸いものだと知られていない時代の世界の形のようだ、、、どんな理由や事情でそのような状況を作ったのかに関しては明らかにされず、そこで行われる様々な行為に関しても説明はなく、サスペンスフルに進行しラストへと向かう、、、
この作中で一番好きなシーンは父親の誕生日パーティで姉妹が踊りを披露するシーン、目が釘付け!そして大爆笑!しまいには見てはいないはずの映画<フラッシュダンス>攻め、最高!このシーンだけなら100回は観れる自信がある、、、W
なんとなくアントニオーニの<赤い砂漠>の影響を感じるのは工場の数々のショットのせいだけではないような気がする、、、「たしかに存在はするが不毛である」ことは両作品に共通である、、、
エロ、グロ、ペロペロ、、、