雪山で遭難した人々のサバイバル映画
その中でどうしても
生きるために人肉を食べるか否かの問題にぶち当たる
その代表的な映画が市川崑の<野火>なわけだが
救助された現場を映したメディアの画像に
食った人肉の骨の残骸が残っているのを見つけて
人々はどう反応するのか?
当事者でない者たちが
その状況や心境を考えることもなく
ただたんにそれを指して非難するのであれば
それはもっともフェアでないことだ
この映画では救助された後を
そこまで深く掘り下げて描いてはいないが、
きっとイーストウッドだったら
そこからがドラマの始まりと考えるだろうなぁ
<ミリオンダラーベイビー>がそうであり
<アメリカンスナイパー><ハドソン川の奇跡><リチャードジュル>
その点で
この映画がただのサバイバル映画の域を超えられということだろう、、、