<せかいのおきく>が良かったので、昨年評判だったが未見の阪本順治作品を観てみることにした「ふゆばら」と書いて<冬薔薇/ふゆそうび>、、、本当いい本書くなぁ、この人、脚本もいいが、監督としてもそうだが、人として良い人なんだと思う阪本順二という人、、、本物のクズ、クソガキである伊藤健太郎を深く掘り下げ関わって、それを主人公にまるで伊藤本人そのものを描いたような作品、、、それは「再生って難しいぞ」と監督から伊藤へのメッセージのようであり、「冬薔薇」というタイトルこそ伊藤に向けたエールのように思える、、、
「謝らないのではない、謝れないんだろ!」そう言われた主人公
そう、そういう奴っている、生きる上で損しているヤツ、ま、それは損得でなくてもそれ以前に善悪が分からないヤツ、、、
いい雰囲気もっている若手なんだから、かならずもう一度表舞台で咲いてみせろ!
4点