阪本順治はボクにとって「そこそこ」の監督だった、だけど<魂萌え!>で評価がかわった、良い脚本書く人だなぁと、、、で、今回のこの作品も兎に角シナリオが良いのだ、、、
「この空の涯て、涯てなんかねえよ、それが世界ってものよ」
「この国は何でも後回しにする」
お父さんは天に向かって四方に手を合わせるのが日課だ、娘が訊ねる「何をお願いしているのですか?」それ対して父が答える
「何も願っちゃねえよ、おっかねえ(怖い)からよぉ」
願いではない、災いに怯えているだけ、、、
おそらく今年公開の日本映画の代表的な一本と言われるのだろうね、糞を手ですくってでも生きる若者たちの物語、、、食って出してすくって、この繰り返し、主人公のこいつらこそがシンプルな人間の生きる姿なのかもしれない、、、