たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/さよならミスワイコフ

 

冒頭、<欲望という名の電車>の映画の話題から始まる、この当時(50年代の米国)話題になった映画を引き合いに出し、まるで「これからセックスについての話を始めますよ」とでも宣言しているかのようだ、、、

 

実体のない物、実際の男性以外に恋をし夢中になるより自分を大切にしなさい、と精神科の先生は主人公の女性を諭した、、、35歳で更年期障害、精神は不安定、身体は使わないと衰える、同じようにセックスを遠ざける女性ほど閉経が早いそうだ、その逆は遅いのだね、お盛んなほど若さを維持できる?、、、主人公の女性は未婚、さらに恋愛経験はなし、男性との経験がなく35歳にして処女、、、

 

そんな主人公が黒人にレイプされたことをキッカケに性への衝動を抑えられなくなる、、、しかし、周囲は黒人と性交したこと自体を許さない、黒人と交わったことが非難の的、全ての理由はそこだけ、事情は問われない、黒人はアメフトの活躍で名誉を挽回できるが、女性教師には「黒人とSEXした女」として指をさされ続ける「あんなことをして」「あんまりだ」レイプ自体よりも何よりも、黒人と交わったことの罪、、、

 

気になった演出は大きな音を被せること、たびたびそういう効果音を使う、演者の心理状態の強調、観客により分かりやすく刺激的な演出方法、それも一時期は優れた演出方法だっただろうが、今やりすぎると「あざとい」と言われるやつだ、、、ショックな場面で「ガビーーーン」とSE入れたら爆笑だよね、、、

 

Good Luck, Miss Wyckoff | Apple TV