たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/バファロー大隊_Sergeant Rutledge

 

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まったく内容が反映されていない広告ポスター、ウディストロードのクレジットは4番目って、なぜ?

 

バッファロー」ではなく「バファロー」、小さな「ッ」がないんだね、、、

 

ジョンフォードの1960年の黒人差別を扱った法廷ものの問題作であり、埋もれがちな傑作、、、物語はフィクションだが、黒人だけで形成された第9騎兵隊は実在したそうだ、、、、

 

白人の少女が黒人によってレイプされ殺されるという題材に、フォードらしからぬ異質な西部劇の問題作になかなか製作費は集まらず、ロケのシーンは極力少なく(おそらく2、3日)ほとんどがスタジオでフォードにしてはとてもチープなテレビドラマ規模のようなセットで撮影されている、、、

 

主人公は「黒人俳優の父」「黒人俳優の始祖」と呼ばれるウディストロード、、、シドニーポワチエが「白人に媚びた黒人」という黒人内での不評とは違い、ウディは黒人たちの尊敬を集めている、、、ちなみに<トイストーリー>のウディはこのウディストロードからきているとも言われている、、、

 

せっかく事実を遡って理詰めで見せていく脚本が良いのだが、肝心のラストは錯乱した真犯人の自白によって決着してしまうのは少しガッカリだ、、、が、それを差し引いてもとても面白かったので良いけど、、、こんなに良い作品があまり鑑賞されず語られていないのは大変勿体ないことだ、、、

 

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