たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/刑事ベラミー

 

 シャブロルって、って言うほど、シャブロル語れるほど10本も観てないけど、特別な存在、独特な人、あんまりないタイプの映画を作る人、、、今回観た遺作の<刑事ベラミー>も主人公は刑事なのに警察署は登場せず、仲間の刑事や警察官も現れない、むしろ私立探偵のような、フィリップマーロウのような、実際<三つ数えろ>を彷彿させるようなシーンもあった、もしかしたら実際シャブロルもそんなイメージだったかも知れないと勝手に想像する、、、

 

配置だとか構図だとかがルーズというか、ちょっとズレていて、演者の頭ギリギリにフレーム切っておきながらテーブルだとか床だとか下方の方をフレームに入れ込む、そんなことせんで普通にバストショットでええやん、何やっとんの?観ていて落ちつかない、というか気持ち悪い、物語の進行も一直線に結末に向かって進んでいる感じがまったくしない、、、それが監督の魂胆?そんなボクを草葉の陰からクスクス笑っとんの?

 

セリフでも言っちゃってるけど「目に見えぬ別の物語が必ずある」、、、それでもその物語すらハッキリとは示さない、『あるんだろうなぁ』と観客に感じさせるだけ、、、ま、なんとも独特な作風の人です、シャブロル、、、

 

あらすじ

墓地の近くの海岸で黒こげの車と焼死体が見つかる。死体はエミール・ルレという保険会社社員のものと見られていたが、後に別人と判明する。ルレによる保険金詐欺の疑いが浮上し、、、

 

なめブログ 映画『刑事ベラミー』

刑事ベラミー de Claude Chabrol (2008) - Unifrance