人それぞれの映画の「好み」って言い方するけど、ボクは映画の「観方」が人それぞれだと思っている、、、その最たるものが映画を「物語」で観る人とそうでない人、物語で「面白い/つまらない」と思う人に対して、「物語」で映画を観ていいない人は物語以外のところで「面白い/つまらない」と映画の価値を判断している、だからそういう人達には極端に言えば物語さえいらないのかもしれない、、、、何の説明も一切なく、淡々と主人公の日常を追い、大した大きな事件も起きない、細かいエピソードの積み重ねのような本作は、まさに映画を物語で観ていない人向きだ、、、
ユアンマクレガー似の主人公とその娘役のエルファニングの一緒に過ごす数日間、、、主人公の妻(もしくは元妻?)以外の出てくる女性のほとんどがブロンド、、、
ソフィアの異国への興味は今回はイタリア、、、父から受け継いだ天性のセンスは父のセンスとはちょっと違うが、物語のない世界をスクリーンというフレームの中にきちんと飾ることができるセンス、、、