70年代の「グローイングアップもの」の先駆けは何と名匠ルイマルだったわけだ、、、<おもいでの夏><青い体験>文字とおり<グローイングアップ>など思春期の男子たちのセックスへの憧れ、、、だいたい14~16歳頃って願ってもセックスは手が届かないもの、16~18くらいだってなかなか簡単には得られないもの、手の届かないモノへの憧れっていうか性欲は毎日毎日悶々と少年たちに圧し掛かっている、そんな苦しい思いの男子たちにとって母親は最も身近に存在する女性、、、ルイマルは<地下鉄のザジ><さよなら子供たち><プリティベビー>など子供を主人公にした、しかもセクシャルなイメージを含めた作品を多く手掛けている、監督の関心は大人と子供のボーダーラインを彷徨う事なのかもしれない、、、