好きな監督の全ての作品、もしくは著名な監督の作品は最低10本を観るように心掛けているが、ホンサンスも10本を超え『もういいかな』と感じている（30本ちかくの作品があるが）、『すべての作品を観たい！』との想いには至らなかった、、、
運命的な出会いをした男女がタイミングの違いによって異なるエンディングを迎えるまでを、「前半」「後半」の2通りの展開で描く。予定より1日早く水原に到着してしまった映画監督ハム・チュンスは、時間を潰すために立ち寄った観光名所で、魅力的な女性ヒジョンに出会う。一緒にコーヒーを飲んで人生を語り合い、お酒も入っていい雰囲気になるチュンスとヒジョンだったが……。（映画.comより）
主人公の女の子がデビューしたての頃の浅野温子に似ていて可愛い、いや、整形に嵌る以前の倉木麻衣か、、、しかし、こっちの女優さんは韓国人では珍しいNO整形顔なのも好感、、、
一方、もう一人の主人公である映画監督役が気持ち悪い、インチキ臭いし、いや、キモイ人だから面白いのだろうか、って、そんなキモイ奴（外見のことだけではない）があんなかわいい子と数時間でイイ感じになれるはずもない、、、感情移入も共感もなく、あまり面白さも感じず、、、もう、こういう方向の映画は濱口の方が断然面白い、世界的にも濱口がホンサンスのポジションを奪って置き換わるのに、そう時間を要さないと思う、、、
あの、全ての映画で多用されるほんの少しだけ寄る（もしくは引く）中途半端な（光学ズームならまだしも）デジタル的な心のこもらないズームを見ているとそろそろ気分が悪い、あれを自分の代名詞にしてこだわっているのなら、もう観なくてもいいかなと、思った次第だ、、、
