フランスの映画雑誌「カイエデュシネマ」で毎年選出されるテンでは、新作が出るごとに必ずと言ってもいいほどにランクインするほどフランスの映画評論家にはとても愛されているのがホンサンス、、、
ときどき白黒で撮るが、今回も白黒作品となっている、、、おそらく雪のシーンが幾つかあるので、カラーで撮らず白黒にしたのだろう、、、デジタルのシャープに立ちすぎた画調だが、綺麗だ、、、
人って何でも理由を付けたがる(求める)、、、ボクは「全てのことは必然的に起こる」と今まで思っていたが、ホンサンス(実際は主人公の映画監督役の演者)は「偶然の集合体だ、全てのことに理由はない」と、この中で言っている(言わされている)、、、だから、この映画の主人公がとる行動の全てに深い理由がない、、、当然、「愛」に対しても理由がなく、意味もない、、、