アランロブ=グリエ(通称:ロブグリエ、ボクは「ロブグリ」と呼ぶ)といえば
あの映画史上の超傑作<去年マリエンバートで>の作者(脚本)であり
「ヌーヴォーロマン」を代表する著名な小説家であり
風変わりな、しかし優れた9本の映画を監督した鬼才であり
日本では長らく紹介されなかったが
ヨーロッパでは大変評価の高い
日本では埋もれがちな監督、、、
<去年マリエンバートで>では
創作の中の世界を妄想のように描いたように(ボクの解釈)
変態的な妄想家だ、、、
TB...
この代表的な1本<ヨーロッパ横断特急>でも
男の妄想の世界をシャープな映像と共に
ときにコミカルに、ときに変態チックに
「白昼夢」ともタイトルを代えることも可能な
白日夢、デイドリームチックな傑作
パリからアントワープへ麻薬を運ぶ男が繰り広げる波乱万丈な道中を、幾重にも重なったメタフィクションで構築。スリラーの枠組みを借りてシリアスとコミカル、嘘と真実、合理と非合理の境界を軽やかに行き来する。公開時は「ヨーロピアン・アバンギャルドの最重要作品」と評され、ヒットを記録した。出演は「男と女」のジャン=ルイ・トランティニャン、「アントワーヌとコレット 二十歳の恋」のマリー=フランス・ピジェ。(映画.COM)