アントニオーニは「愛の不毛」を描くと皆が言うけど、はたしてそうだろうか?
ボクはそんなこと感じたことない、、、
「不毛」と感じるのは
アントニーオニ、もしくは主人公本人かも知れないが、
こっちから見れば
ただの、女を知らないオッサンでしかないんだよ
女性という分からない存在を
分からないから分からないなりに描いているだけで
その女性の心理とか精神的なものは作中では非常に薄っぺらい
もちろん
それはアントニオーニの狙いであるかもしれないが
ただ、おろおろと男は女の周りを廻っているだけの生物に
アントニオーニの作品を通してボクには見える
<情事>なんか
ボクにはコメディにしか思えない
(ボクは大好きな)ラストなんて大爆笑だもんね、、、