たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

米映画に酷似「グランメゾン東京」の件、

 

テレビでドラマとかあまり見ないボクが

珍しく観ているドラマ

それがキムタク主演の<グランメゾン東京>

 

日本一のフランスレストン「カンテサンス」の

オーナーシェフ岸田氏が監修しているとのことで興味を持って観始めたら非常に面白い

 

ところがところが、只今、こんな話題になっている、、、

 

news.livedoor.com

 

 

映画に関することで

ボクは「パクリ」という言葉を出来るだけ使わないようにしている

なぜならいつも言っているように

全ての映画はそれ以前の過去の映画から必ず影響を受けて成り立っているからだ

 

ただし

恥ずかしげもなく「自分は誰からも影響を受けていない」とか

過去の映画もしくは先人に対するリスペクトのない時はパクリと認定する!

 

今回の件も

酷似(ひどく似ている)と言われるほど

明らかに模倣と断定できるのに、

「好きだから似ちゃいました」とか

「参考にしました」「モチーフにしました」とか言って

少しでも過去作へのリスペクトがあればオマージュってことで包容されるだろうに

カメラを止めるな!>の時もそうだったけど

それはせずに弁解しちゃうから見苦しいんだよね

そういう場合はパクリと言われても仕方ないんだよ!

 

結局映画ってもの知らない人なんだろうね

映画は100年以上の時を経て繋がってきた意味を知っていなんだよね

古い映画を観ずに映画を語ってしまっているとか

影響を受けることが恥ずかしいという価値観で映画を作っちゃうんだよね

過去作や映画の先人たちが築いてきたものを受け継がずに映画を作ることは出来ない!

 

まったく他の影響を受けずに

今、映画を制作することは無理なのだ

まったくなオリジナルな技法を編み出すのは困難な時代なのだ

他の影響を受けずにそれをできたのはリュミエール

市民ケーン>のオーソンウェルズぐらいなものなのだ

 

いちいち先に説明する必要はないけど

こういうことで指摘されたなら、きちんと正直に、

「どこどこのシーンはなになにの映画のあのシーンみたいに撮りたかった」とか

「ボクはだれだれ監督を尊敬しているのでどうしても作風が似てしまうんですよ」とか

そういうふうに答えることが出来れば何も問題ないんだよね

 

なのになのに否定しちゃう

それは無理があるってものよ、、、W

 

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