ダグラスサークを観ない、不幸、、、
日本では
この、世界の巨匠の傑作群が
まだまだ広まっていないよね、ダグラスサーク
最高に良いのに、それを観ない日本人の、不幸、、、
というか、日本未公開および未だに未ソフト化が多い、日本の不幸、、、
それでも
有名どころの<悲しみは空の彼方に>とか<天はすべて許し給う>だけでなく
ハズレなくほとんどの作品が良い、ハズレのない監督
サークに対してボクは
「語りが巧い」という言い方するけど
ストーリーの運びだけでなく
もちろん脚本が良いわけだし
編集が非常に巧い
単純なストーリーであっても
印象的なエピソードを重ね
緩急つけて徐々に物語に引き込んでいく
(PRIDEの頃のホドリゴノゲイラのよう/分かる人だけ分かる)
この「引き込まれた感」が
ボクはたまらく好きなのだ
「また、やられちまったよ」って、、、
今回はじめて観た
日本では有名ではない
というか、日本の劇場では未公開の<わたしの願い>原題「All I Disire」にも
また、やられちまった~
物語は
大女優を目指し家族を残して家を出た妻(母)が、次女の手紙にひかれて一日限りのつもりで家族の許に戻ってくる、、、女優として成功したと思っている次女にとっては母は憧れの存在だが、他の家族にはそれぞれ違った思いがある、、、家を出て行ったのも女優を目指すほかに理由があったことが分かり、さらに複雑な事情が絡み合い、家族は夫婦は、果たして再生できるのかどうか、、、そんなお話し、、、
ロックハドソンもジェーンワイマンも出てないけど
バーバラスタンウィックの存在感が、やはり凄い
長女を見る父/妻を見る夫
夫の現在の恋人は、男が今でも妻を愛していることを悟る
夫の後ろ姿/妻の後姿
母VS長女
長女と婚約者、家の前でブチュ~
更に、人目のない場所に移ってブッチュ~