たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

バッキー in 熱いトタン屋根の猫

バッキー in 熱いトタン屋根の猫

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残念ながらワンちゃんの画像は

こんな画像しかない(一瞬通過)

本編ではしっかりポールニューマンとハグしている

 

主人公にたいへんなついている

というか

主人公は家族や親族の中で唯一バッキーにだけ心を許している、、、

 

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リチャードブルックスは原作ものが多いね

というか、ほぼ原作もの

 

とくにカポーティ原作の<冷血>の評判が高いけど

あれは原作が優れ過ぎていて

映画としては

ただ駆け足で筋を追って

尺の中に詰め込んでいるだけで

優れた「映画化」にはなっていないんだよね、、、

 

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ところが

テネシーウィリアム原作の2作品

<乾いた太陽><熱いトタン屋根の猫>に関しては

うまいこと映画になっている

 

ほとんど屋敷の敷地内で展開される戯曲ではあるが

登場人物のキャラが皆濃いし

さすがのセリフや

役者間の丁々発止のやりとりに引き込まれる

 

「一緒に暮らしているなら、イヤなことはさせるな!」と

ポールニューマンが怒鳴れば

 

リズも負けていない

「(一緒に)暮らしてなんかいない!同じ檻の中にいるだけよ!」

 

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ポールニューマン演じる主人公の同性愛を疑って、彼の親友に接近したことがリズ演じる妻の不倫疑惑を生んだ、、、その後、親友は自殺し、主人公は酒浸りの生活を送り、夫婦生活が破綻しかけている、、、一方で主人公の父親は長男家族ではなく、(ポール&リズ)次男夫婦に財産を引き継ごうと考えている、それを良く思わない母親と長男家族との葛藤、、、そんなお話し

 

<熱いトタン屋根の猫>とは、愛する夫が同性愛に走り、久しく夫婦関係がない欲求不満の妻のことを意味する、、、

 

映画化に際しては、原作戯曲のホモセクシュアルな関係は匂わす程度で留まり、隠された演出となっている。この脚色に原作者のウィリアムズは大変失望したと言われている。(Wikiより)

 

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次男の話

大学の授業でエリザベステイラーの映画を観ているとき

後ろの席の女子二人がため息をついたそうだ

「誰なのこの奇麗な女優さん」「こんなキレイな人みたことない」

 

当時

「世界一の美女」と言われたエリザベステイラーを今の子たちは知らず

しかし、美しいということは勿論理解できるようだ、、、