たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/ビールストリートの恋人たち

<ムーンライト>でアカデミー作品賞に輝いた

バリージェンキンス監督の<ビールストリートの恋人たち>を観た、、、

 

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これを観ると

やはり監督は<ムーンライト>で確信犯的に

ウォンカーウァイの模倣を延々とやっていたことが確認できる

  

 

 

なぜなら

ここでは模倣の数々は陰を潜め

同じ監督のものとは想像がつかない作風であるからだ

 

だから前作では意識していたんだね

ウォンカーウァイに成りすましていたわけだね、、、フムフム

 

ただし印象的な色づかいに関しては手放したくないようで

今後もウォンカーウァイ系統の色づかい継承し続けるのだろう、、、

 

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物語は

19歳の少女ティッシュと彼女の婚約者で22歳のファニーは幸せな生活を送っていた。ある日、ファニーが無実のレイプ容疑で逮捕されてしまう。ファニーが投獄された後、ティッシュが妊娠していることが発覚する。生まれてくる赤ん坊のために、ティッシュは自分の家族や弁護士と協力し、ファニーの無実を証明する証拠を探していく、、、(Wikiより)

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主人公の母親役レジーナキングがオスカ-助演賞に相応しい納得の演技だ

前半の山場の一つと言える主人公の男女の家族が集い口論となるシーンでは

どちらかというと抑え気味だった母親がメラメラと感情が高ぶり

その後の行動への説得力をもつ

 

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たびたび主人公が刑務所を接見で訪ねるシーンでは

最初の1カットの表情でその後の会話の印象を前フリしておく

 

そして

これはラストシーンのラストカット

長期の服役生活を送っていることを示す

 

ガラスを挟んで対面する二人でなく

じかに会い、しかも幼い子供も交えて過ごす時間

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小さな空間から

すこし広い空間に移動はしたものの

まだまだ本来の主人公たちが過ごすべき場所でないことを描いてみせる

 

しかし

あるべき場所ではないけれど

彼等にとって何よりも愛が優先される

このラストカットの引いた画に胸がキュンとなる、、、

 

3.5☺

 

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