たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/プアン_友だちと呼ばせて

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またひとつ、万人受けする映画が一本生まれた、タイ映画<プアン_友だちと呼ばせて>、、、ウォンカーウァイがタイの<バッドジーニアス/危険な天才たち>のバズプーンピリヤ監督にメガホンを託した恋と友情と家族と仕事と命の映画、、、いかにもセンスが良くてカーウァイ好み、<マイブルーベリーナイツ>との比較も可能、、、お酒にまつわるエピソードも豊富でお酒好きをも酔わせるMOVIE、、、

 

NYで知り合った親友同士が旅を通じて過去を振り返る物語、、、余命幾ばくも無い主人公が親友に頼んで旧車のBMWに乗って過去の恋人たちを訪ねる<舞踏会の手帖>形式、、、旧車内では主人公の父親(DJ)の声を収めたカセットテープを聴く、、、旧車?カセットテープ?時を同じくして二つの映画が被った訳だ、もう一つの映画は勿論<ドライブマイカー>、、、過去の女性たちを訪ねても決して良い再会になるわけでもないが、それはまるで主人公の贖罪の旅のよう、最後にも最も重い過ちを詫びる、、、

 

ちょっとね、韓国のテレビドラマのような感じでもあるんだけど、センスの良さがかろうじて映画の体を保っている、こういうセンスは日本人の監督の中には今はいないような気がする、、、タイ映画は今後アジアの映画の中心になるとも言われているが、日本人の心をどれほどくすぐることが出来るのだろうか、、、

 

4☺

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