たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

三井住友銀行の小切手・手形帳の値上げが尋常でない件、、、

 

 

世の中

何か商品が値上がりする時って

だいたい数%だったり、数十円、数百円ってことだけど

 

ときどき

高級ブランドが何万円と大きく値上げする時はあるけど

それでも倍になったりはしない

 

ところがね

驚くことが起きようとしている

 

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三井住友銀行

来年四月から従来2,000円で購入できた(法人の)小切手帳(50枚綴り)を

なんと!12,000円にすると通告してきたのだ(1枚当たり@200円の小さな紙っ切れ)

 

2,000円のモノが1万円の値上げの12000円に!6倍のUP!

 

インフレかーーーーー!

そんなことしていいの?

非常識も甚だしい

 

仮に

CDだったり、映画鑑賞が2000円ちかくだけど

それが、CD1枚が、12,000円になるってことだよ

劇場での映画鑑賞12,000円!!!

 

誰も映画館に行かなくなるね

ディズニーランドよりCD一枚の方が高いんだよ、誰もCD買わなくなるね

 

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あり得ないことを

すっとぼけてやろうとしている、、、三井住友銀行(おそらく他のメガバンクも追随)

 

こんなぶっとんだニュースが

各種メディアで報道されていないんだよ、不思議でない?

 

結局、小切手帳なんて一般の人には関係ないからだろうね

結局、中小企業がいつもこういうことで

人目にはつかないところでいじめられているんだよ

 

一般の人に直接関係ないことは非難を受けにくいからね

ヤツ等も大胆にやってくるよ

 

行政とか大企業のやり口だよ

汚ねえんだから、いつも、こいつら、、、

 

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埋もれがちな傑作/渇き(グルダット)

 

日本では埋もれがちな

インド映画の傑作<渇き>を観た、、、

 

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映画史上の100人の映画監督に選ばれるほどなのに

グルダットの名を知っている日本の映画ファンはどれほどいるだろうか?

 

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淀川、蓮見、山田3氏の対談集<映画千夜一夜>の中で

インド映画の話になり

淀川、山田がサタジットレイを褒めている最中

 

蓮實氏が

「いやいや、レイもいいけど、インドならグルダットでしょう」と発言し

グルダットを知らない淀川、山田氏に対して自慢げだった、、、

 

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グルダットはオーソンウェルズとも比較されるが

それは作風ではなく

監督でありながら出演し

メジャーではなく独立プロで制作をつづけ

映画に関わる生い立ちが非常に似ていることでの比較だ

 

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本作は

ボリウッド映画特有の歌謡シーンで

登場人物の心情を歌と踊りで表現するシーンを交えるが

主人公が詩人ということもあり

その詩が歌に生かされている

主人公の心情が映画に生かされている

 

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当初は酷評されていたようだが

現在では映画史上のオールタイムベスト100にも選ばれるほどの名作だ

 

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【ストーリー】
売れない詩人ビジャイは、世間からも家族からも見捨てられていたが、ただひとり娼婦グラーブだけは彼の詩を愛していた。やっと出版社に職を見つけたヴィジャイだが、社長の妻が大学時代にビジャイの恋人であったミーナであることを知り、愛より金を選んだ彼女に失望する。そんなとき、ある出来事から、ビジャイは事故死したと思われてしまう。悲しんだグラーブは彼の遺稿集を出版するため、自分の宝石を費用として出版社の社長に差し出す。詩集はベストセラーになり、ビジャイに冷淡だった者たちも一転して故人の才能を惜しむが、彼が生きていたと分かるとビジャイを精神病院に幽閉してしまう。果たしてビジャイの運命は?(TOWR RECORDより)

Trailer/音楽サロン

ginza.keizai.biz

 

残念ながら予告編はない

探したが見つからなかった(あまり宣伝していない)

 

銀座のエルメスで限定公開されるが

チケット入手困難

 

いわずと知れたインドの、いや、映画史の巨匠サタジットレイの

日本では埋もれつづけた名作<音楽サロン>

数十年と時を経て公開

 

世界的、映画史的評価の非常に高い作品であるが

この映画を観ている日本人は少ないはず、、、

 

なんとしても観るぞーーー!

 

 

焼酎/鳥飼

いただいた焼酎「鳥飼(とりかい)」

 

「香り」重視「フルーティ」重視「スッキリ」重視

ボクの嗜好を良く知っていて選んでくれた

 

どこかココナッツの香りさえする

 

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う~ま~う~ま~

埋もれがちな傑作/走り来る人々

 

あの、口うるさいカイエ派の連中が

オールタイムベスト100に選んでいる

 

それほどに観る価値のある

日本では埋もれがちな傑作<走り来る人々

 

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ヴィンセントミネリは日本の比にならないほど

欧米では評価が高いね

 

美しい色彩と

物語の語りでみせる

 

でも

なかなか良い画もあるし

音の使い方が絶妙だったりする

 

たとえば

緊迫感のあるシークエンスと

のんびりした状況のシークエンスを交互にみせるが

音(音楽)もそのたびに切り替えていく

 

今なら

どちらにも同じ音をかぶせてしまいがちだが

ここでは非常に丁寧に音の出し入れ方が考えられている

 

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主演は

フランクシナトラ、ディーンマーチン

そして、シャーリーマクレー

 

この3人の名前が並ぶと

わくわくしてくるよね

 

とくにシャーリーはいいよね

レネーゼルウィガーが<ブリジットジョーンズの日記>で一躍有名になった時

シャーリーの後継者としていけそうな気がしたけど

その後<シカゴ><コールドマウンテン>以外パッとせず

最近ではあまり名前も聞かれなくなってしまったね、、、

 

シャーリーのように(いまだ現役バリバリ)

生涯をとおして活躍を続けるコメディアンヌって

なかなかいないよね

 

この映画でも

ちょっと冴えないながらも

チャーミングな役柄で物語を魅力的に彩っている

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ストーリーは

NYの一夜限りで知り合った男女が

男の帰郷について来るとこから始まる

 

男(シナトラ)は16年ぶりの故郷だ

兄嫁と因縁があるようで

いままで帰郷することに躊躇していた

 

一方

女(シャーリー)は夜の商売を渡り歩いてきたようだが

シナトラに一目惚れしたことと

イヤな男から逃れるためにここまでついて来た

 

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男はそもそも小説家として数冊の作品を発表したが

いまではまったく筆を持つ気にならない

除隊してから気ままなその日暮らし

 

バーで知り合った

ディーンマーティンとはすぐに打ち解け合い

一緒に暮らすほどのバディになっていく

 

そして、シャーリーとはまったく違う

たいへん教養のある美人な女性に求婚し いるが

なかなか恋は実らない

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一方シャーリーには

逃げてきた男がまるでストーカーのように

追いかけてきて付きまとっている

 

ストーカー⇒女⇒シナトラ⇒別の女性

 

みんな想いを寄せる相手がいるが、一方通行、、、

 

追う愛、追われる愛

男は女を追い、女は追われても、心は別にある

 

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終盤

女は男が想いを寄せ女性教師を訪ねる

そして、自分がいかに男のことを愛しているかを訴える

(せっかく実りかけている恋なのに、やめてくれ~!)

 

実は

この時点で女性は男の愛を受け入れ始めていたので

この女からの告白は女性を動揺させる

 

これをキッカケに女性は男のもとから去り

シナトラはシャーリーの愛を受け入れ結婚する

(男は一瞬の燃え上がる気持ちで、結婚という言葉出してしまう生き物なのか)

 

親友のディーンマーティンはシナトラに言う

「この女は嫌いではないが、結婚する相手ではないぞ」と、

 

シャーリーは言う

「誰だって幸福になる権利は平等にあるはずよ、私も幸せになりたいの」と、

 

そして、その夜結婚した二人だが、、、しかし、、、

 

多くの映画ファンに是非観てほしい作品<走り来る人々

 

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本編冒頭のシーン

もう一方の主人公(シャーリー)の姿を(後部座席)あえて映さないのがいい

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「一緒に旅しようって言ったじゃない」「男は酒飲んで女に声をかけるだろう?」

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「この人ここまで私を追ってきたの」

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 たびたびしつこく現れるストーカー男、、、「永遠に待ってなさいよ!」

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夜のクラブが似合うこいつら面々

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思い出に買ってほしいとせがんだクッション

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男の気を引いている女性に会いに行く女

うざい、けど、一生懸命なシャーリー

他人事なら可愛く思える(自分事なら非常に迷惑)

深い画で、もう一方の対象を奥に配置する絶妙さ加減

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これも同じく

内にいる主人公と、外に配置されたもう一方の主人公

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「It's My Life」

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10秒前までケンカしていたのに、、、「今すぐ結婚しよう」

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「遊ぶ女と、結婚する女を選び間違えるな」と忠告する親友、、、本人の前で言う~?

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親友の反対を押し切り結婚した男

祝福ないことに少し寂し気な二人

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ストーカーがシナトラに復讐しようと企んでいることを知り、親友を探すディーンマーティン

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こんなカッチョイイ画もありました

ストーカーが酒を煽り、シナトラを追いに行く、、、

Trailer/去年マリエンバートで

去年マリエンバートで


『去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版』予告編

 

一夜にして映画史を塗り替えた傑作

 

予告がそそる

 

ひさしぶりに観るかな、、、