OUATIHでは
終盤大活躍をみせる
ブラピの強い相棒、頼れる仲間、、、
強かったねぇ、コイツ、、、
それは最近のことではなく
何度目かの香港旅行を終えて、空港へ向かうタクシーの中だった
珍しく気さくな運転手と、たわいもない話や冗談を言い合っていたのだが
何かの話しに触れて突然、運転手の口調が強くなった
「香港人と中国人を一緒にしないでくださいね」「香港人と中国人はまったく違う人間です」「やつらはルールやマナーを守らない野蛮な連中なだけでなく」「返還後、政治力を使って次々と香港に企業が進出し、香港の企業を政治の力を使って追いやったのです」
どうやら
その運転手はもともと食品関係の企業の工場で働いていたらしく
会社はとても順調で非常良い会社だったそうだ
ところが香港が英国から中国に返還されてからというもの
中国共産党の庇護を受けた企業が香港に進出してきて
なかば強引に訳の分からぬ理屈で彼の香港の企業から取引先を全て奪って
取って代ってその中国からの進出企業がその座に座ったという
当然
彼の会社は潰れ
そこで働く多くの従業員たちも一時路頭に迷い
そのとき彼はタクシードライバーに転身したそうだ
「一事が万事そういう調子なんだ」「中国共産党は汚い奴等だ」「香港人は皆、中国が嫌いだからね、共産党が嫌いだからね、それは覚えておいてな」「親中派なんて香港人にはいないよ、中国から来て数年しか暮らしてないような連中が親中派なんだよ」「もしくは大金と利権を握らしてもらっている香港マフィアね」「そもそも共産党って独善的で独裁的な悪党連中だろ、それが香港を乗っ取ってどんどんダメにしていくんだよ」
今あるデモの根底に
香港人のこういう気持ちがあるんだね、、、
新海監督の映画は
まだまだヒットを続けているらしい
ボク
「まだヒットしてるらしいよ、あのアニメ映画」
妻
「ぁ、あれでしょ、風の子!」
近い、、、けど、違う、、、
映画<ドッグマン>には
沢山の犬が出てくるけど
自分の飼い犬はジャック
ほかの出演犬
長らく
メディア化も、ソフト化もされず
埋もれていた<私が棄てた女>がやっとDVD化された
ボクが観たくて観たくて
数年おきに日活に電話してDVD化のお願いをしたものだが
「貴重なご意見ありがとうございます。社内で検討します」と
いつもの決まり文句を聴かされ続けるだけで
いっこうにDVDにはならなかった
それが
ボクのお陰で(ウソ)とうとうDVD化されたのだ
しかし
DVDを観てみると、発売元が「日活」ではないのだ
権利関係がどうなっているのかは知らないが
ややっこしい事情があってこれまでソフト化されなかったのだろう、、、
本編では
時代が変わるたびに
本来の白黒のモノクロ画面に緑などの色がつくモノクロになる
ま、その当時はこういうのが流行っていたような気がする
が、こういうテクニックはいらないと思うし、ボクは好きではない
しかし、ストーリーを追う上では非常に親切であるともいえる
終盤ではモノクロではなく、カラーになる、夢のシーンだ
運動家の学生たちが路上に大勢倒れて死んでいる
装甲車に乗った白いマスクの連中が彼らを殺したのだ
主人公も武器を手にして、そいつら(権力)に襲い掛かるが返り討ちにあう
そして現代のシーンに移る、いっこうにカラーだ
これは夢なのか?
夢も現実も
主人公にはもはや境はない
昔の愛人が死に
今の妻のいる
過去も現在も主人公には同一空間であるかのようだ
「ボクはミツだ」「キミもミツだ」
妻の浅丘ルリ子が見違えるようだ
主人公の昔の女(棄てた女)のように
顔の輪郭がふっくらし
髪型も同じようにショートで
令嬢の恰好ではなく一般庶民のようなセーター姿、、、
浦山桐郎に関しては詳しいわけではないが
本作では非常によく考えられた画作りがなされている
本来そういうタイプの監督だったか記憶にない
とくに
左右を意識した構図が意識的にいく通りも出てくるので以下のとおり並べてみる
物語
自動車の部品会社に勤める吉岡努は、専務の姪のマリ子との結婚を控えていたが楽しくはなかった。かつては学生運動に青春を燃やした自分が、いまは刹那的な快楽と利益を追う並みの人間の一人になっているのを自覚していたからだ。ある夜、努は旧友の長島らとクラブの女を抱いた。その女から努はミツの噂を聞いて愕然とした--。彼女は努が学生時代に遊び相手として見つけた女工だった。愛情もなく、肉体だけのつながり、将来への希望もない中で努が肉体だけを楽しむだけ楽しんだ上、海岸におきざりにして逃げてきた女、それがミツだった。下宿も変えた努に、ミツが子供を中絶したことなど知る由もなかった。こうしてミツとの関係を断ってから、努は今の会社に勤め、マリ子から愛された。社長一家との顔合せに向かう途中で努は偶然ミツを見かけ追いかける、、、(MovieWalkerより転載)
ボクの世代はまだペンパルとかペンフレンドという言葉があった
今でいえば「出会い系サイト」みたいな「SNS」の世界で知り合うような
見ず知らずの人と文通を通して知り合い
その後デートすることになるようなシステム(システムって、、、W)
主人公がそこで出会った女性は
性を通して愛を深めようとするが
男にとって都合の良い女でしかない
はじめてのデートの時も
顔を会わた喜びよりも
早く女を抱く事しか考えていない
さいごは
海辺の小屋で性交を済ませると女を置き去りにし
男はさっさと一人で帰ってしまう
いくら愛がないとはいえ、こうまでするか?
出逢いも不器用なら
終わり方も不器用
というか、クズ
クズにも、ほんの少しの愛はないのか?と、いうのが、この映画のお話し、、、
あ、そういえば、最近観た<愛がなんだ>という映画があったが
すこし重なるイメージがあるなぁ
時代が移っても
男と女の「愛」は厄介なものなのかもしれない、、、
ロングの画も良かった
長らく、20年くらい、影の薄かった山口智子が
にわかに復活を遂げたようだ、54才、、、
やはりね、40才代は男女優ともに活躍の場が狭まるよね
主役という席が確実に減るからね
そして、50才を越すと何故か需要が増えだす
その年になると主役にこだわらなくなり
濃い脇役、キラリと光る脇役として復活の場が与えられるのだね
綾瀬はるかにしても、長澤まさみにしても、深キャンだって、ガッキーだって
もうじき最初の賞味期限が切れるんだよね、、、
ただね
女優の中には
昔と違って、そのまま寿引退、寿休業するケースが多いけど
男優はそういうわけにもいかず
とくにイケメン俳優は余程の人気がない限りは一旦峠を越え
一線から消え地味な活動を強いられることになる
今
若手のイケメン俳優って多いけど
いったいこの中から誰がトップを張り続けられるのか?
もしくは暫く消えたとしても息を吹き返すことができるのか?
人気商売もゾンビゲームの様相だ
確実に言えることは
40才を越えれば確実に需要は減り
復活するにしても確実にその席は少ないということ
小栗旬、妻夫木聡、松山ケンイチ、オダギリジョー、松田龍平、松田翔太、松坂桃李、東出昌大、向井理、佐藤健、綾野剛、玉木宏、ディーンフジオカ、高橋一生、瑛大
三浦春馬、菅田将暉、竹内涼真、福士蒼汰、山崎賢人、坂口健太郎、賀来賢人、新田真剣佑、染谷将太、岡田将生、横浜流星
いった誰がこの中から消え去り
いったい誰が峠を過ぎた後20~30年後に復活できるのか?