たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/悪の力

エイブラハムポロンスキー監督
ジョンガーフィールド主演

助監督には

「ギャング映画の中で最も好きだ」と言ったスコセッシをはじめ
多くの監督がこの作品の影響を受けている

なのに、
そんな映画が日本では埋もれている、、、

イメージ 1

昨年の次男の選んだ
「旧作初鑑賞映画ベストテン」に
入っていた作品だったので観てみた、、、

違法賭博に絡んだ組織間抗争と、その中で翻弄される弁護士の弟と弱小胴元の兄、兄弟の愛憎の間(はざま)に一人の女の子が、、、

イメージ 4

いかにも
ハリウッドのノワール
ぐいぐい引き込まれる

ほとんどの登場人物が「ワル」だけど
女の子だけが「無垢」で可愛い、、、

イメージ 5

何度も驚かされるような
力強い画がある

とくに終盤

レストランでの襲撃シーンでは
(GFのよう、おそらくコッポラがパクった)
突然のドンバチに驚くとともに
短いカットの畳みかけるモンタージュに更に驚く

イメージ 6

そして
最後の最後
主人公がNYを彷徨うシーンが美しい
構図がキメキメ

傑作です!

カッチョいいセリフがあった
「男は夜ウソをつかない」 ほんまかいなぁ~

イメージ 2
イメージ 3
主人公が兄の死体を探す埠頭まで歩くシーンが秀逸
イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9
イメージ 10
自身の傑作名作<ボディ&ソウル>を凌ぐ存在感
ワルカッチョイイ