エイブラハムポロンスキー監督
ジョンガーフィールド主演
助監督には
「ギャング映画の中で最も好きだ」と言ったスコセッシをはじめ
多くの監督がこの作品の影響を受けている
なのに、
そんな映画が日本では埋もれている、、、

昨年の次男の選んだ
「旧作初鑑賞映画ベストテン」に
入っていた作品だったので観てみた、、、
違法賭博に絡んだ組織間抗争と、その中で翻弄される弁護士の弟と弱小胴元の兄、兄弟の愛憎の間(はざま)に一人の女の子が、、、

ほとんどの登場人物が「ワル」だけど
女の子だけが「無垢」で可愛い、、、

何度も驚かされるような
力強い画がある
とくに終盤
レストランでの襲撃シーンでは
(GFのよう、おそらくコッポラがパクった)
突然のドンバチに驚くとともに
短いカットの畳みかけるモンタージュに更に驚く

そして
最後の最後
主人公がNYを彷徨うシーンが美しい
構図がキメキメ
傑作です!
カッチョいいセリフがあった
「男は夜ウソをつかない」 ほんまかいなぁ~


主人公が兄の死体を探す埠頭まで歩くシーンが秀逸