映画史上のオールタイムベスト企画は
さまざま企画されているが
Bussiness Insider(2020年度版)のそれはあまりにもヒドかった
そりゃね
個人のオールタイムベストに<6才のボクが、大人になるまで。>が入っていても
それはそれで何も不思議でない
それは個人のフェバリットってことなのだから
まったくケチをつけ筋合いのものではない
でもね
複数で選出する「ベスト」であるのなら、
ボクも好きではあるが
<6才のボクが、大人になるまで。>が入るのはあり得ないと思ふ、、、
あくまで「ベスト」なんでしょ?
「人気」投票ではないんだからね
それにね
ヨーロッパの映画がほとんど入っていないベストなんてあるかい?
フェリーニもベルイマンもヴィスコンティもゴダールも入ってない
そんなオールタイムベストなんて、かつて見たことがない
<2001年宇宙の旅>や<アラビアのロレンス>が入っていない
そんなオールタイムベストなんて、かつて見たことがない
ヒッチの作品がたくさん入っている一方で
フォードは<怒りの葡萄>だけって、バランス感覚も悪すぎ、、、
そこで
ガチガチの
ごくごくごく一般的な映画史上のベスト100を選んで みた、、、
あくまでも、ボクの選んだ100本ではなく
英国S&S誌及び米国AFI、BBC、英エンパイアなどが選出した作品から
ごくごく一般的に名作とされている作品
ベーシックなオールタイムベスト
一般的なポピューラーな平凡なベスト100
米国映画から50本、その他の国から50本を拾ってみた、、、
(順不同)
捜索者
めまい
サイコ
ウエストサイド物語
戦場にかける橋
第三の男
グリード
街の灯
モダンタイムス
我輩はカモである
白雪姫
波止場
深夜の告白
マルタの鷹
黄金
真昼の決闘
スミス都へ往く
ベンハー
成功の甘き香り
卒業
アニーホール
ゴッドファーザー&Ⅱ
8.1/2
道
処女の泉
仮面/ペルソナ
奇跡
太陽はひとりぼっち
情事
アンドレイルブリョフ
鏡
M
天井桟敷の人々
プレイタイム
カメラを持った男
山猫
アンダルシアの犬
恐怖の報酬
続・夕陽のガンマン
アルジェの戦い
赤い靴
アギーレ神の怒り
大地のうた
クーリンチェ少年殺人事件
さらばわが愛/覇王別姫
晩春
この100本でいうと一番新しい映画で<シンドラーのリスト>だね
そうなると、もう少し新しい映画も加えたがる若い人がいるかもしれないが
きっと<ショーシャンクの空><レオン><スタンバイミー><ニューシネマパラダイス >といった人気作を入れたがるだろうね
とはいっても、これらの作品でさえ既に新しい部類には入らなくなってきたね
やっぱりね、「名作」と呼ぶには、熟成する時間が必要なんだよね
時間が経って、時代が変わっても、それでも変わらず良さが評価されたときに
やっと「名作」と呼べるんだよ
だからね、ときどき10年も経ってない映画を「名作」って呼ぶ人がいるけど
それは「名作」という言葉の使い方を間違えているとしか言いようがないんだよ、、、