喜劇 とんかつ一代
鬼才・川島雄三
ハートウォーミングな喜劇
フランス料理店の料理長と
とんかつ屋のオヤジ
次世代の食事としてクロレラを研究し続ける親戚
屠殺世界一の友人
元置屋の実業家
たくさんの人々が織り成す
群衆劇
というより
ファミリーフレンド町内会業界内
少世界の人々の物語
最初の豚カツは
ポークカツレツを提供した
銀座の煉瓦亭とも言われるが
現在の豚カツとは作り方が異なるので
実際の豚カツの原型は
ポンチ軒というのが定説になっている
本編では
ポンチ軒のほかに
蓬莱屋、井泉、精養軒(清龍軒)など
実在の名店の名前が登場する
とんかつの~油のにじ~む接吻をしよ~う♪
とんかつが~食えなくなったら~死んでしまいたい~♪
耳から離れないこのフレーズ
食べることは、生きること
生きることは、食べること
いつでも良い映画では
「食」は切っても切り離せない
重要なテーマなのだ