実際は全54作品の内
現在観ることの出来ない17本を除く
記録映画の<鏡獅子>を含めた
現存する小津映画全37作品すべてを鑑賞完了した
初期/中期/後期と分類し
それぞれの時代ごとに好きな作品上位5本を選んでみた(太字)
27年~37年
初期(現存する短縮版も含めて)20本
戦前/蒲田時代~大船へ/喜劇やフィルムノワールと「喜八もの」人情噺し
斉藤達雄、飯田蝶子、突貫小僧(青木富雄)、高田稔、八雲恵美子、岡田時彦、岡田嘉子、田中絹代、坂本武が主な小津組の役者
学生ロマンス若き日、和製喧嘩友達、大学は出たけれど、突貫小僧、朗かに歩め、落第はしたけれど、その夜の妻、淑女と髯、東京の合唱、大人の見る繪本生まれてはみたけれど、青春の夢いまいづこ、東京の女、非常線の女、出来ごころ、母を恋はずや、浮草物語、東京の宿、鏡獅子、一人息子、淑女は何を忘れたか
41年~53年
中期(黄金期)9本
戦中~戦後/大船時代/家族や親子を題材に描く
笠智衆、原節子、田中絹代、杉村春子、佐分利信、佐野周二、山村聰、東山千栄子、、、黄金期を支えた小津組の面々
戸田家の兄妹、父ありき、長屋紳士録、風の中の牝雞、晩春、宗方姉妹、麦秋、お茶漬けの味、東京物語
56年~62年
後期(円熟期/東京物語以降)8本
大映で<浮草>などカラー作品も含めて/円熟期を最盛期のまま没
淡島千景、岸恵子、有馬稲子、山田五十鈴、山本富士子、京マチ子、若尾文子、司葉子、岡田茉莉子、新珠三千代、岩下志麻、久我美子、佐田啓二、森繁久彌、池部良、川口浩、、、次々と錚々たる面々を起用した円熟期
早春、東京暮色、彼岸花、お早よう、浮草、秋日和、小早川家の秋、秋刀魚の味
あえてボクの好きな順に並べると、、、
1 東京暮色
2 東京物語
3 浮草
4 晩春
5 麦秋
6 東京の宿
7 彼岸花
8 秋日和
9 浮草物語
10 淑女と髯
10 東京の女
10 一人息子
10 戸田家の兄妹
10 父ありき
10 秋刀魚の味