原作「棺の中の悦楽」を
大島渚が映画化した
<悦楽>
山田風太郎ファンの
うちの次男の話では
原作では7ツのエピソードから構成されているが
本編では少しエピソード削って成っている
面白そうなので
是非とも原作を読んでみたい
♪
殺人犯の弱みを握った横領犯が
刑に服する間
殺人犯に3000万の金を預ける
(当時の3000万だから3億円超えか)
ところが
想いを寄せる女性が結婚してしまい
絶望のあまり
死を意識する男
そもそも
殺人を犯したのも
その女のためにしたこと
それなのに女は
他の男と結婚してしまった
男は
横領犯が出所したら死のうと決め
3000万円に手を付ける
・
・
・
男の願望
女の悪意
女のズルさ
男のバカさ
男の優しさ
女の優しさ
男は
金を使い果たしながらも
女を知っていく
途中
海に身投げするシーンでは
白とグレーの海の色に
女の白い服/男のグレーの服を
組み合わせる
などなど
細部も凝って
なかなか良い画が撮れている
P.S.
愛のコリーダほどではない
ほどほどのエロさが丁度いい感じだ