たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/ブロンドの恋

今回初めて観た

あのミロスフォアマン監督の
チョコスロバキア時代の

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上手い監督は
アゲサゲ(上げ下げ)が上手い
上げたと思ったら
絶妙な加減で下げてくる

多くの人が
ミロスフォアマンなら
カッコーの巣の上で>と<アマデウス>だけは観ていると思うが
笑いの要素をふんだんに含んで物語が進むが
後半は重くシリアスな展開になるのを御存知と思う
アゲサゲの巧みさはこの監督の得意とするところ

この作品も
行先の分からない物語の進行具合の中に
サイレント映画のような喜劇的なエピソードを絡めつつ

最後は
せつない、やるせない、シリアスでシニカルに幕へと向かう

若き日のミロスフォアマン
その当時からやはり只者ではない、、、