三島由紀夫を描く「幻の映画」が初上映 生誕100年の節目に実現
ポール・シュレイダー監督『MISHIMA』、封印から40年を経て日本初上映決定|第38回東京国際映画祭(The Hollywood Reporter Japan) - Yahoo!ニュース
ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ - Wikipedia
ま、ボクはね、昔YOUTUBEで観たけどね、三島由紀夫を描き、日本を舞台にしていながら、日本での公開は果たせず、その後も三島由紀夫未亡人の意向により封印され続けてきて40年、まさに「幻の名作」「埋もれがちな傑作」、、、世界中でその芸術性がとても高く評価されているから映画ヲタなら観なくてはいけない一本だけど、エンタメでないからね、何か娯楽性を期待して観ちゃう映画ファンにはちとキツイかもしれない、、、
映画の構成としては、三島の自決する日をドキュメンタリー調に時系列に、三島の半生をモノクロームで回想するシークエンスを交え、「金閣寺」など3、4の作品をイメージした映像を絡めて描かれている、、、
出演者、緒形拳、利重剛、大谷直子、加藤治子、細川俊夫、三上博史、坂東八十助、佐藤浩市、萬田久子、沢田研二、左幸子、烏丸せつこ、倉田保昭、横尾忠則、李麗仙、平田満、永島敏行、池辺良、勝野洋などなど
『タクシードライバー』の脚本で一躍ハリウッドの名を馳せたシュレイダーが監督・共同脚本を手がけた本作は、フランシス・フォード・コッポラとジョージ・ルーカスの「Zoetrope Pictures」が製作を支援。全編日本で撮影され、緒形拳が三島由紀夫を演じた。映画は、三島の生涯と彼の小説世界を交錯させながら描く斬新な文学映画で、フィリップ・グラスの音楽が作品全体を貫く。1985年のカンヌ国際映画祭で芸術貢献賞を受賞し、批評家ロジャー・エバートは「これまで見た中で最も型破りで、最も優れた伝記映画のひとつ」と絶賛。マーティン・スコセッシやギレルモ・デル・トロらも「シュレイダーの最高傑作」と公言している。 しかし日本での公開は、右翼団体からの脅迫や遺族による上映反対などを背景に頓挫。東宝東和が共同出資していたにもかかわらず、国内配給は断念され、同年の東京国際映画祭の上映からも外された。以来、学術的な場を除いて日本の一般観客が目にすることはなかった。(Yahooニュース記事からの抜粋)