見逃していた2020年キネ旬ベストテンの主演女優賞受賞作品(水川あさみ)を観た、、、サイコーーーーめちゃくちゃ面白い!
本家新藤兼人版の<愛妻物語>と同じ売れない映画脚本家を主人公として、監督本人それぞれの自伝的な物語であるのも同様、しかし正反対なのが清貧ながら明るく尽くし夫を支える天使のような新藤兼人版の妻(乙羽信子)に対し、同じように貧しさに耐えながらも強暴な悪魔のような本作の妻、これには大いに笑う、、、実際40半ばまで売れずにいたこの映画の監督である足立伸は<百円の恋>の脚本を書いてブレークし、昨年はNHKの朝の連ドラ<ブギウギ>」を任されるまでになった、、、頑張ったね、、、
「阿修羅のごとく」の音楽ともいえるトルコの有名な「ジェッディンデデン」♪をテーマ曲に使っているのがまたいい、、、
奥に自由の女神、手前に墓、その間に主人公たちを配置した構図、意図しているんだろうね、笑う、、、
水川あさみの独壇場ともいえるが、新藤兼人の<愛妻物語>と対比させる脚本の巧さに尽きる、、、もっともっと多くの人に鑑賞され語られるべき一本だ、、、
赤いパンツ、八日目の祟り、笑門、かき氷、かけうどん、ワイン試飲、、、