おそらくボクにとって
人生最後の一大プロジェクト
この年になって
建物を建て替えることになった
準備期間は5年
その間に色々なことが起こり
計画は遅延していった
遅れれば遅れるほど
建築費は高騰し
頼みの綱の銀行は渋った
そして、この年になって莫大な借金を背負うことになった
その建物に入っている
弊社と自宅を引越しせねばならない
断捨離を始めた
まずはCDやカセットテープ、ダビングしたVHSテープ
とても大切なもの以外全てゴミ袋に放り込む
あっという間に45リットルのゴミ袋が13袋になった
サブスクや動画配信で聴ける観れるものは
そんなに躊躇せずに棄てられたが
なぜかレコードに関しては棄てるのに戸惑う
ジャケットに思い入れがあるのかもしれない
初めて買った邦楽のLPは井上陽水の「氷の世界」だった
キャロルのゴールデンベスト
かぐや姫のベスト集も捨てられない
で
デスクの引き出しの奥から
大量のフロッピーディスクを発見
「画像」とラベルにメモしているディスクを覗いてみた
総画素1.4MBに9画像が記録されいて
それでいっぱいいっぱい空き容量は無し
しかも立ち上がるのに随分と時間を要した
「映画リスト」と書かれたフロッピーディスクも見つけた
この当時にそれまで記録していた映画のノートを紛失し
ぴあの映画データ本などを頼りに
ワープロ機で記録していったものだ
なので
鑑賞した映画全てを記録できてはいないと思うが
1000本ほどのタイトルが並んで記録されている
40年ほど前のこと
文明の利器
これでノートを無くすような心配から解放された
あの当時はワープロに向かうのが楽しかった覚えがある
フロッピーディスクなんて「凄げえものが発明されたものだ」と感心した
ドクター中松に感謝!
画像でいえばたった9枚だが、何か?