初期の頃の大林は好きなのだが、中期以降の大林は二の足を踏み、代表作ともいえる本作を見逃していた、、、
これを観ていると、自分の高校時代を思い出す、学校にいる以外で一番多くいた場所は新宿歌舞伎町、家に帰らず歌舞伎町のディスコに直行して、歌舞伎町から学校に向かうこともあった、ほぼ今でいえばトー横だな、、、そんな自分をほんの少しはまともにバランスをとっていたのが映画館と8mmでの自主映画制作だった、あとは酒と女とギャンブル、それじゃまともに現役で大学に受かる訳もなく、自分の青春第一章は終了した、、、しかし三年間なんて短い時間によくぞ詰め込むことが出来たと思うほど濃いい三年間だった、、、
なんて自分の高校時代と本作の高校生を重ねてみた、ま、こっちはロックとかエレキといってもボクに比べりゃ健全だが、、、思い起こしてくれたことへの感謝はこの映画にある、、、