ツァイ・ミンリャン監督作品で長年主演を務めてきたリー・カンションの監督デビュー作。迷子になった孫を懸命に捜し回る祖母の姿を通じて、現代社会で失われつつある人と人との絆を見つめる。台北の街、昼下がりの公園。お腹を下したらしい年配の女性がトイレから出てくると、3歳になる孫の姿が見当たらない。女性は台北の街中を必死になって捜して回る。一方、同じ街の片隅では、祖父が作ってくれた弁当には手も付けず、ファーストフードで食事をすませる少年がいた。一日中インターネットカフェに入り浸り、祖父のことなど気にも留めずゲームに夢中になっていた少年だったが…。(Yahoo映画より)
トリュフォーとジャン=ピエール・レオの関係のような
ツアイミンリャンとリーカンションの監督と俳優の関係
その弟子もともいえるリーカンションに
ツァイミンリャンが監督をさせた作品がコレ
ただひたすら孫を探す探す探す
台湾の町中を必死に祖母が探すだけ
それをキャメラは追い続ける
ボクも祖父になったからね
胸が苦しくなるほどの思いでコレを観た
預かっていた孫が
目の前から消えたらどんな気持ちになるか、
公園中を探しまくる祖母を
キャメラは延々とロングテイクで捉える
胸が苦しくなる、、、
そして
ラストの1ショットに更に胸が震える、、、
師匠のツァイミンリャンが
かなり口うるさく指導しているのかもしれないが
監督デビュー作としては
かなり上な出来栄えだ、、、