たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/恋愛専科_Rome Adventure

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名匠デルマーデイヴィスの代表作と言われてはいるがピンとこなかった(折れた矢、去り行く男、決断の3時10分、縛り首の木、避暑地の出来事、スペンサーの山など)、、、ローマを余すことなく紹介している上では<ローマの休日>等のどの作品よりも観光の参考にはなるだろうし、ロケーションの美しさにのって構図やキャメラワーク(とくにクレーンワーク)も素晴らしいが、金持連中の恋愛ごっこを見せられても興味は増さない、前半オードリーとゲイリークーパーの<昼下がりの情事>を思わせると思いきや、主人公はオードリーよりもどちらかというとリズのような美しさで、それが生娘なのだそうが、簡単に誰の愛も受け入れ、誰とでも唇を許してしまうのだが、操だけは守るのが映画のポイントのようだが、「小娘」と自分で言っておきながらその言葉に説得力は無し、ここはベルトルッチの<魅せられて>こそが相応しい、、、

 

ここでもヨーロッパ男はグイグイきて、なんだかんだ言いながら女性にベタベタ触れたがり、スキをみてはキスをしようとそのチャンスを常に伺っている、一方米国男子はそこらへん節度もって女性との距離を保つ、、、ここらへんはハリウッド映画のお約束なのだと理解すべきなのだろうか、、、

 

ストレーガというリキュール系の酒が印象的に再三登場するが、さっそく楽天で購入、今から到着が待ち遠しい、、、

 


P.S.
ストレーガはサフランなどが混じったリキュールでアルコール度数40%ほど、劇中ではストレートで吞んでいたが、実際ストレートで飲んでいるとすぐに飽きがくる、、、何か相性の良いカクテルで飲むのが良さそう、