たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

埋もれがちな傑作/去り行く男_JUBAL

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西部劇ファンの間では有名でも

映画ファンにはあまり知られていないのではないか?

ボクは知らなかったこの映画

ただ、デルマーデイヴィスだから

『観ておいた方が良いかな』と思って、とりあえず鑑賞したら

すごく良い映画だった

 

こんな良い映画が

まだまだ知られていないんだなぁ、、、

 

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ガンファイトやアクションを期待すると肩透かしを食うことになる

西部劇ではあるが、むしろメロドラマとして観るべし、、、

 

物語

西部の流れを歩く放浪の男ジューバル(グレン・フォード)は、ロッキーの山の中で崖から落ちて気を失ったが、運よくその場を通りかかったシェップ(アーネスト・ボーグナイン)に救われた。やがて、元気になったジューバルはその牧場で働くことになった。シェップの妻メイ(ヴァレリイ・フレンチ)は、もともと淫奔な女で、夫をあざむいて牧童のピンキー(ロッド・スタイガー)と通じ、いつか夫をなきものにと考えていたが、ジューバルを見て心を動かした。ジューバルの腕がよいので、シェップは彼をカウボーイ頭にした。ピンキーはジューバルを目の仇にした。メイは、牧場を2人のものにしようと口説いたが、ジューバルは相手にせず、シェップは命の恩人なので騒ぎの起こらぬようにと、旅立つ決心をしたが、事情を知らぬお人好しのシェップは離さない。そうした矢先、ローハイダーズと呼ばれる狂信的宗教団体の一行がやって来て、この牧場に野営した。ピンキーたちはこの一行を追い払おうとしたが、病人のいることを知ったジューバルは、快く病人の治るまで牧場にいる許可を与えた。ジェーバルは、リーダーの娘ナオミ(フェリシア・ファー)の美しさに心惹かれた。ある夜、シェップ以下全員が野営している所にメイが手紙が来たという口実でやって来た。実はジューバルの顔が見たくて来たのだが、それを知らぬシェップは、ジューバルにメイを家まで送らせた。ピンキーは、メイとジューバルがあやしいとシェップにたきつけ、彼が家に帰ってみると、メイは振られた腹いせに、彼と関係が出来た、と言い放った。怒ったシェップは酒場へ急ぎ、無言でジューバルに発砲した。やむなくシェップを倒したもののジューバルも傷を負い、リーダーの所に隠れることになった。ピンキーは保安官に訴え、メイに報告に行ったが、メイはかえって怒った。ナオミの看護を受けたジューバルが、メイに会って身のあかしを立てるために家に行くと、メイはピンキーに重傷を負わされていた。そこにピンキーや追手がかけつけたが死の直前メイの証言によってピンキーは捕らえられた。ジューバルはナオミとともに、平和の待つ新しい土地へと馬を走らせた。以上。

 

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グレンフォード、アーネストボーグナイン、ロッドスタイガー

そして駆け出しの頃のチャールズブロンソン(ヴェラクルス、アパッチの後/荒野の七人の前)

いかにもピタりとハマった配役だけみても、一見の価値あり、、、

 

同じデルマーデイビスの<縛り首の木>のラストに

少しガッカリしたボクとしては

この映画のラストに救われた

これは監督からの罪滅ぼしと受け取っておこう、、、

 

あまり知られていないことが本当に惜しい

そんな埋もれがちな傑作だ、、、

 

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