コロナ禍になる前は、海外から日本に撮影に来るスタッフと仕事をすることも多かった、、、そんなとき必ず日本を舞台にした好きな映画としてこの<ロストイントランスレーション>を口にする外国人(とくに米国人)が多かった(ブラックレインやラストサムライではなく)、、、無機質な都会の中に派手なネオンサインとファッションと奇抜に思えるカルチャー、そこは不思議でワクワクする世界なのかもしれない、、、ソフィアコッポラのおそらく最高傑作だろうし、ボクも大好きで、もう4、5回観ているが、また観てしまった、、、
「孤独」や「疎外感」それは勿論なんだが、「プラトニックな愛についての物語」と言う人もいる、たしかに多少そういう部分をあるかもしれないがメインにくるものではないはずだ、、、ボクはボクの大好きな<ヒアアフター>と重ねてこの映画をみている、、、同じ感情を持つことによる心のつながり、つながった者同士だけが分かりあえる、LOVEとは違う「同志」のような存在、、、慣れ親しまない場所での孤独感、エキサイティングだが孤独にさせる街、東京、、、
頻繁に米国の妻から主人公に連絡が入る、、、結婚の入り口と出口、、、「L」と「R」の言えない日本人のようでもある、、、
ランスアコードのキャメラもいい、、、
呑んでる酒は「獺祭」美味いよねぇ、、、う~ま~
はっぴいえんどの「風をあつめて」♪