食品卸問屋のショタール商会の社長は社業に専念するゆえ、文学や芸術への理解がないのだが、娘が結婚をしたいと連れてきた男が詩人、、、婿養子のように家に入って来たものの何もできない役立たずだとレッテルを張り、とうとう家から追い出したのだが、それとすれ違いに朗報が舞い込んだ、婿のゴンクール賞を受賞したのだ、、、社長は手のひらを返したように義理の息子を絶賛し、次回作を執筆ように急き立てるのだが、、、
芸術や文化に対する無理解、不寛容、、、大芸術家の血筋ジャンルノワールに何か思うところがあったのかもしれないね、芸術家がそんな風潮を笑って仕返ししたような一本、、、
ファーストシーンでキャメラが縦横無尽に主人公を追って動き回る、、、説明がなくても、主人公のバイタリティ溢れる活発な多忙な姿を補完するキャメラの1シーン1カットの動きで観客に伝えてしまう、、、