たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/蜜の味_A Taste of Honey

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1950年代後半、英国で沸き上がった「フリーシネマ」のうねり、、、低予算で制作された作品のほとんどは、大多数である労働者階級の英国という主題にフォーカスする決意を共有しており、それは彼らが、中産階級に支配された当時の英国映画産業に覆い尽くされていると感じていて、希少なシンパシーとリスペクト、そしてなかば意識的な詩的スタイルを見せた。(Wikiより)、、、その代表格でもあるトニーリチャードソンの<蜜の味>を今頃観た、、、いわゆる仏の「ヌーベルバーグ」や米国の「ニューシネマ」ましてや日本の「松竹ヌーベルバーグ」とも違い、どちらかといえば伊の「ネオレアリズモ」に近いが、冒頭から主人公の感情を無視した軽快な音楽を流すなど(対位法)挑戦的な独創的なチャレンジも見受けられる(でも、終始、音が五月蠅いのじゃ!)、、、

 

かなり年下の男と結婚する「母」、黒人の船乗りと一夜を過ごしできた子供を産む覚悟をした「私」、私に好意を抱き共に屋根の下で暮らす「ゲイ」、、、画で評価されるタイプの監督ではないが、そこらへんはやはり一流の監督、そういう人でもキチンとした画が並んでゆく、、、

 

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