たしか
<ウィンチェスター銃'73>の冒頭ウィチタの町で
ウィチタは狩猟の腕で名を馳せたアープが
商売を始めようと辿り着いた町
なり往き上、保安官になり
その後、ウィチタの町を出ていくことになり
ドッジシティの保安官になるが
そこでもモメて追放され
トゥームストーンで再び保安官になったところで
例のOK牧場の決斗になるわけだから
OK牧場の数年前(2年前?)のウィチタで
アープが保安官になり
銃を規制してひと騒動起きる話しを映画にしたもの、、、
ウィチタには汽車が止まる、そこで牛が積み込まれる、牛と共に町に入ってくる牧童どもは町にとってはお客さんでもあり迷惑な存在でもあった、酒を食らっては銃を撃ちまくる、流れ弾に当たって死ぬ女、子供がいる、、、無秩序の町をアープが保安官になり、銃を規制すると、それに反対する者たちもいる、アープは町の秩序を守りながらも、命を狙われる身でもあった、、、治安 or 経済
ドクホリディもクレメンタインもクラントン兄弟も出てこない
派手なドンパチもなく薄めのアクションで
娯楽要素よりも
現代の米国が抱える銃社会の問題を
西部劇を舞台にして提示しているかのようにさえ感じる
実際のアープは
トゥームストンでは
農業をはじめる一方、賭博の胴元でもあり
売春宿のオーナーでもあったそうだ
どこの町に行っても強引なやり口に町の人々の反発を招き
ついには度々追放されるはめになったようだ、、、
ヘンリーフォンダ、バートランカスター、ケビンコスナー、カートラッセル
数々の名優たちが演じてきたワイアットアープを
ジュエルマクリーが巧く演じている
そして、ヴェラマイルズが綺麗
西部劇とは思えない地味なタイトル
むしろ社会派ドラマのような題名だが
もっと多くの映画ファンに知られるべき、埋もれがちな傑作だ、、、