![f:id:toughy:20210126084713j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/toughy/20210126/20210126084713.jpg)
![f:id:toughy:20210126084729j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/toughy/20210126/20210126084729.jpg)
「ロゴパグ」とは、このオムニバス映画に参加した4人の大監督、ロッセリーニ、ゴダール、パゾリーニ、グレゴレッティ、その名前の頭文字を並べたのがタイトル、、、3人の巨匠と比べるとグレゴレッティは日本ではあまり知られていないが、ここに参加した経緯は分からなかった、、、
その第1話がロッセリーニの「潔白」
飛行機の機内でスチュワーデスに一目惚れした冴えない中年男が欲望丸出しで女性に迫る、最後は男を諦めさせるようとった女の行動とは、、、
ロッセリーニにしては、あまりにお粗末な内容の少ない映画ではあるが、なかなか楽しむことができた、、、男は女性の扱いに慣れていない、きっと、ずっと女にモテずに生きてきたのだろう、、、ただ、妄想だけは人一倍激しく、露骨に嫌がられているにもかかわらず、ただただ猛進するのみ、、、
1)関心があるように示すこと、2)微笑むこと、3)もっとも耳に心地よいのは自分の名前、4)相手に自分のことを喋らせること、5)相手に関心を持たせること、6)大切にしていると思わせること、、、女を落とす6カ条、男はハウトゥー本でこんな情報を得るが、ここらへんも女性をちゃんと口説いてきていないことが分かる、女を落とそうと思えば、ハウトゥー本に頼らなくても、ここらへんのことは自然に身につくはずだ、、、
そして、なによりこの映画の魅力は男が憧れる女性を演じた女優ロザンナスキャフィー(残虐の掟、明日になれば他人)日本ではあまり知られていない女優だが、主人公が夢中になるには説得力のある非常に美しい女性だ、、、主人公のさえない中年男と同様、ボクもこの女優さんを見ているだけでとても幸せな気持ちになりました、、、