たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/ラストレター

 

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観るなら必ず

<LOVE LETTER>を改めて観てから鑑賞するべし、、、

 

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監督はあくまでも

主人公の女の子にマスクをさせたいらしい、、、W

 

物語の導入部に「寺」(法事/葬儀)

「図書館」

「マスク」(昭和の布マスク)

もちろん、「手紙」

 ほんの「思い違い」から物語が進行するのも前作と同じ

 

そして嬉しいことに

ミポリン」も「トヨエツ」も

ただし、二人ともガッカリさせるほどイヤな役

しかし、それがいい

夢のような前作の物語に「現実」を示すような計らい

大人になっている岩井監督、、、

 

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そして構成も

前作の語り口とは違っている

 

前作で(長編)デビューした岩井俊二

すでにベテランと言われる存在

常々、「是枝と黒沢が日本の二枚看板」と言っているが

訂正した方が良さそうだ「岩井もいるぞ」と、

 

それほど

この映画を観て

素晴らしい作品を作る安定感のある監督であると再認識した、、、

 

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ただね

それは岩井の専売特許かもしれないが

もう大人の監督なんだから

意味のない揺れとかやらないで

正々堂々FIXでドッシリ腰を据えて撮った方がいいと思う

臨場感とか心理的描写効果の必要としないカットでさえそれをしている

 

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そうだ、そういえば、

ほとんどを前作を引き継いでいるように思われる本作だが、

 

肝心の撮影監督が

「映画番長」と呼ばれ映画人から愛された篠田昇氏が他界したため

弟子の神戸千木に代わっている

 

この変更により

前作では助監督だった行定勲(現監督)や

名照明技師の中村裕樹ほかスタッフもほとんど変わっている

なにしろ

当時生まれていたかさえ定かでない川村元気がプロデューサーであるのだ、、、

 

とにかく

いい感じの大人の映画を観たなぁと思える、非常に良い映画でした、、、

 

3.5☺

 

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